Internet Explorer vs Chrome vs Firefoxの違いと使用感

デスクトップで用いられるブラウザで個人的な使い勝手を勝手にまとめてみた。

Internet Explorer

ウィンドウズが流行り出した初期から搭載されていたブラウザである。当初から使っていた人たちは今でもなかなか脱Internet Explorerを実現できないのではないだろうか。スマホやタブレットが流行り出してから知らない間にあまり見られなくなった画面左側に表示されるお気に入り一覧、IEでは今も健在である。単にサイトを登録するだけならズラリと並ぶ縦の一覧は必要ないのかも知れないが、ウェブマスターにとっては上部に表示される横一覧のブックマークバーでは役不足に感じる。

今では同じマイクロソフトからエッジも登場して奮戦しているようだが、こちらは端末によってはBasic認証で不具合があるなど、あまり使っていない。他のブラウザに比べて省エネだとか話題にもなっていたが、人間やはり慣れた操作性を好むようである。そのためか、一向にシェアでIEを上回る気配がない。

ただ、IEには非同期通信でのファイルの読み込みに引っかかりがある。しかもウィンドウズアップデートによって改善されたり、改悪されたりしているように感じる。

Chrome

縦一列のお気に入り一覧が左側に表示されない点を除いては、最も使用感が快適なのかも知れない。非同期通信の読み込みも比較的安定感があるように思う。IEやFirefoxに比べると、少々ヘンテコなJavaScriptコードが記述してあってもうまく処理するケースがあるようだ。実行スピードも他のブラウザに比べると速い感じがする。

Firefox

非同期通信のファイル読み込みは、最も素早く、しかも安定している。縦一列のお気に入り一覧も左側に表示することができる。

しかし「rel="next"」のURLを読み込んでいるようで、セッション変数を使ったプログラムを構築している場合は注意が必要だ。変数が他のページの値になっていたりするので、特別な処理が必要になる。

あと、アップデートでおかしなバグが目立つようであるが、私の利用頻度が高いためか、気のせいかも知れない。バグ自体はどのブラウザでも発生する可能性はある。