プラグイン

プラグイン(plug in)とは、やれることを増やすための部品的なプログラムやハードのこと。

プラグインは、本来、差込口などの意味を持つ。ハードウェアでは、何らかを拡張するのに、その仕様を定めた、交換できる機械部品のことを言う。ソフトウェアでは、あるアプリケーションに対して、やれることを増やすために追加する部品的なプログラムのことを言う。どちらも共通部分があって、やることはあまり変わらない。

プラグインはブラウザでもよく出てくる用語である。例えば、ブラウザで動画が見れるようにするプラグイン。一方、プログラム関係で出てくるプラグインは様々な解釈があるようだ。

プラグインとAPIの違い

APIはもともとOSの機能をソフトウェアから使うための手続きやその接合部を意味するものであった。その後、ウェブAPIとして普及した経緯がある。この場合のAPIは、あるプログラムサービスを展開している者が、その機能の一部をまとめたプログラムを公開し、それをみんなで使えるように手順を定めた接合部的な意味である。また、公開されているプログラムそのものを指すこともあれば、これらの一連をまとめてAPIと呼ぶこともあるため、細かい定義は難しい。

ワードプレスでいうAPIは、フックのことである。一定の書式コードを使えば、ワードプレス本体の行う処理過程の中で、追加処理ができるというものだ。処理過程とはHTMLが表示されるまでの間のこと。

プラグインとフレームワークの違い

フレームワークは、フレームワークに対して、プログラマーが作ったプログラムが動くような形になっている。フレームワーク自体がアプリケーションの土台となっており、プラグインはその逆の立場である。javascriptで動くグラフ系などのフレームワークなどがある。

プラグインとライブラリの違い

ライブラリはよく使う関数やデータをまとめたファイルのことを言う。こちらはプログラマーが作成したアプリケーションなどにライブラリが付随的に動作する傾向がある。jQueryがライブラリの代表例。jQueryの場合、どちらが欠けても動かない。

プラグインとモジュールの違い

モジュールとは、複数の部品で構成される部品のこと。それぞれの部品は単体でまとまりのある動作をする。プラグインの場合、単体では全く使い物にならない。

プラグインの意味を簡潔に説明すると

機能を拡張するためのソフトウェア