サーバとは

サーバ(server)とは、ウェブページを表示させるためのソフトウェアやメールの送受信をさせるソフトウェアといったものがインストールされていて、これらをサービスとして展開しているコンピュータのことを言う。

サーバは一台のコンピュータでウェブサーバやメールサーバなどを共存させるものや、サーバ同士がネットワークを形成して連携する場合がある。後者は、負荷分散や障害などへの対応が主な目的。また、何台もつながったコンピュータをクライアント側からはまるで一台を操作しているように見せかけるクラスタ技術によるサーバもある。マルチプロセッサが多い。

サーバでホームページを公開させるのに使われるのは、圧倒的にオープンソースのアパッチ(Apache)が多い。「htaccess」ファイルなどによってユーザーエージェントを振り分けるなど、様々な設定ができる。

メールに使われるソフトでは、sendmailやPostfixなどがあげられる。特にSendmailは古くからmailサーバ用のプログラムとして開発されてきた経緯がある。オープンソースのソフトウェア。アパッチも同様である。自己管理のドメインならメールエイリアスに制限はない。

また、サーバにおけるデーターベース用のオープンソースソフトウェアでは、MySQLやPostgreSQLなどが使われる。中でもMySQLの利用率は高い。トランザクションを用いたければ、対応するストレージエンジン(データベースエンジン)を使う。ワードプレスなどのCMSでもデータベースを利用してコンテンツを管理している。

FTPサーバは、主にホームページなどで使用されるファイルのアップロードやダウンロードなどに利用されるサーバのことである。また、フリーウェアやシェアウェアなどのプログラムを不特定多数に提供するケースでも使用される。FTPサーバは通常だとアカウントとパスワードでログインするが、この場合は匿名となる。

ネームサーバDNSサーバのことで、ドメインとIPアドレス(IPv4など)に関し、正引きと逆引きによって名前解決を行うサービスを行うサーバのことである。これによって人間には覚えにくいIPアドレスと人間には分かりやすいドメイン間において両方向の変換が実現している。

プロキシ(Proxy)サーバは、代理や中継コンピュータのことである。アクセスを高速なものにしたり、安全性の確保のために利用されるが、プロキシを通すことでクライアントのログが目的のウェブサイトに残らないといった効果などもある。

NASもServerの一つ。内部と外部のネットワークにアクセスして用いるファイルサーバのこと。屋内だけでなく、外出時に家で稼働させているNASへ接続して、様々なファイルをダウンロードできる。

尚、サーバは何らかのサービスなどを提供するコンピュータのことである。つまり、通常のWindowsやLinuxなどのOSでも、何らかの機能を外部に提供できれば、server機になる。

サーバの意味を簡潔に説明すると

サービスを提供するコンピュータのこと。