パソコン

パソコン(personal computer)とは、組織的に利用される大掛かりなコンピュータに対比して、個人で使われる安価で簡単に操作できるコンピュータのことを指して言う。

パソコンは、パーソナルコンピュータの略称で、英語の頭文字をとってPC(ピーシー)と呼ばれることもある。パーソナルは個人的、私的などの意味を持つ。小型かつ手軽で直感的な操作ができる個人用途のコンピュータがパソコンである。

もともとコンピュータはメインフレームなどの大型のものを指していた。ミニコンピュータ(ミニコン)などの登場によって、それらと対比するために大型のものはメインフレームと呼ばれるようになって行った。ミニコンといっても現在のようなパソコンの大きさではなく、かなり大型。周辺装置をつなげるとそれなりの大掛かりなものになる。

パーソナルコンピュータ(パソコン)という言葉が使われ出したのは、8ビット時代であるという。しかし、当時の状況を鑑みると個人で使えるというレベルには及ばず、事実上、業務用であった。

そして、16ビットのIBM PCが販売されると、パーソナルコンピュータという言葉が普及していった。また、この頃、NECから発売されていたPC-98シリーズが人気を集めた。しかし、IBMのPC/AT互換機(DOS/V機とも)が日本市場へ入ってくると、ビデオカードグラフィックボード)などを手軽に取り換えられるという利点から、こちらも人気を博す。ついで、MS-DOSからWindowsへと変遷する中で、日本語に対応したWindows 3.0が発売される。また、PC/AT互換機もPC-98シリーズもウィンドウズ上ではソフトウェアに互換性があったため、ソフトウェア資産に頼っていたPC-98シリーズは徐々に押されていく。

Windows95の時代になると、次第に32ビットのパソコンが一般に広く出回るようになる。またインターネットの普及により、ウェブサイトを見るための端末としての位置づけもされる。32ビットと64ビットが入り混じる時代には、ノートパソコンの普及と共に無線LANやBluetoothによる無線技術も進化する。その後、パソコンからタブレットやスマホへと変遷しだすと、パソコンの販売台数は低下する。

パソコン形状の種類では、デスクトップ、タワー、ノートブック、ネットブック、タブレットなどがある。このうちノートブックはラップトップと同じであるが、日本ではノートブックより若干大きいものをラップトップと呼ぶようである。デスクトップはもともとケースの上にディスプレイを乗せれられるタイプのものを指していた。これも時代によって解釈が異なっていく。

タワー型は、ケースと周辺機器を分離したもので、パソコンのケースのカバーを外して、ハードなどを拡張しやすいタイプのパソコンのこと。ネットブックは、ノートブックより機能が低く、小さいものを指す。タブレットは液晶画面がタッチパネル、或いはペンによる入力操作ができるタイプである。

パソコンのリカバリーは、購入した当時の初期状態に戻すことを言う。初期化やイニシャライズとも。以前だと、リカバリーディスクが添付されていたが、ハードディスクSSDなどにリカバリー領域を設けていることが多い。この領域から回復させることも可能だが、万が一のために自分でリカバリーディスクを作成しなければならない。

初期化すると、それまでに保存したデータは消えてしまうため、必要なデータはあらかじめバックアップしておく必要がある。

パソコンの意味を簡潔に説明すると

個人で使うコンピュータのこと。