ファイルとは

ファイル(file)とは、プログラムデータなどを一定範囲で区切って保存する仕組みのことをいう。

ファイルは、コンピュータ上でデータを処理しやすくするための概念であり、目的に従って管理される情報のことを指す。プラットフォームであるOS(オペレーティングシステム)が持つ機能であり、ディレクトリ構造によって各ファイルは管理されている。

本来のファイルは、一定の法則に従って書類情報をセグメントに小分け、整理したものを、バインダーなどに挟みいれたものをいう。書類挟みや紙ばさみ、或いはとじ込み用の表紙が一般にいうファイル。

パソコン上のファイルの概念は、もともとAppleのMacintoshで誕生した。特に各アプリケーションとの関連付けによってユーザーエクスペリエンスユーザビリティが向上した。その後、Windowsでは、拡張子とアプリケーションの関連付けが行われた。

ファイルはバイナリとテキストに分類されることが多い。バイナリファイルは、テキストファイル以外のものを指す。前者はテキストエディタのメモ帳などで開くと意味の分からない記号と文字で表現される。これに対してテキストファイルは、テキストエディタで表示するときちんとした文字列になっている。バイナリファイルは各アプリケーションが独自に定義したものであるため、該当するアプリケーションを使えば、人間にもきちんと分かるように表示される。しかし、メモ帳などのテキストエディタで開くと文字化けする。

また、ファイルには、アクセス権というものもある。ウィンドウズではアクセス権が無い等のアラートアラートボックス、あるいはダイアログボックスが表示されることもある。これは、一台のパソコンを複数人で利用することを想定して作られているためで、他人が作成したファイルは、開けないようにする仕組みによるものである。ACLともいう。ACLはアクセスできる情報を定義したものである。

サーバだと、パーミッションというアクセス権がある。UNIX系のOSにおいては、ユーザ、グループ、その他という三つのクラスで分類している。これらの対象者に対して、読出し、書き込み、実行の許可を定義したデータがパーミッションである。

ファイルを保護するという観点からは、エディタによって排他制御をしている場合もある。読込だけを許可して、書き込みや上書きを禁止するといったもの。リードオンリーともいう。また、隠し属性を付与している場合もある。例えば、UNIX系のOSでは、ファイルの前にドットをつけると隠しファイルとなる。「.htaccess」や「.htpasswd」などが代表例。これらはアパッチがインストールされたサーバ上において各種設定やパスワードを設置する際に利用される。FTPを使うと、その存在が可視化されるようになっている。

パソコン上で扱う複数あるファイルは、自分でアーカイブすることもできる。アーカイブとは複数のファイルを一つにまとめて保存することをいう。この時につ使うソフトウェアアーカイバという。

ファイルの意味を簡潔に説明すると

データの扱い方を簡単にするカラクリのこと。