ユーザーエクスペリエンス

エクスペリエンスそのものは、経験や体験を意味するため、ユーザーエクスペリエンスと言えば、ユーザ体験やユーザ経験と表現される。つまり、利用者の体験ということになる。主にその向上を目指して用いられる言葉である。

ユーザーエクスペリエンスとユーザインタフェース（UI）の違い

UIは、コンピュータと利用者の間で、データのやりとりを行うための仕様である。境界部分を指すこともあれば、対象のものを複数が実行するための手順を決めたものを意味する場合もある。いわゆるプロトコルである。

これに対し、ユーザーエクスペリエンスは何らかの対象を使った体験である。ユーザーエクスペリエンスは情報をやりとりすための仕様でも境界（接続）部を意味する言葉でもない。

ユーザーエクスペリエンスとユーザビリティの違い

ユーザビリティは、使いやすさや使い勝手、操作性、使用性を意味する。簡単に言えば、利用者の満足度の度合いのことである。

これに対しユーザーエクスペリエンスはその前段階に位置し、使う側の体験のことである。ユーザーエクスペリエンスは、物事の程度を指す言葉ではない。

ユーザーエクスペリエンスの意味を簡潔に説明すると