おーがにっくけんさく/オーガニック検索

オーガニック検索(organic search)とは、検索エンジンの検索結果画面(SERPs)で、各ウェブページを順位付けして表示している部分のことを言う。

オーガニック検索は、自然検索、オーガニックサーチ、ナチュラルサーチとも言う。キーワードを入力して得られる出力結果である。

オーガニック検索では、ヘッダー、フッター付近やサイドバーなどに表示されるリスティング広告は含まれない。また、これらの部分に位置情報の地図や画像、ビデオ、商品価格といったものが同時に表示されることもあるが、いずれもオーガニック検索の概念には含まれない。

順位付けされている各ウェブページは、各検索エンジン独自のアルゴリズムによって計算された出力結果である。リンク付きタイトル下にメタディスクリプションや本文の一部といったスニペットやリッチスニペットを表示し、URLごとに並べられ、リスト化されている部分がオーガニック検索となる。また、リッチスニペットはセマンティックwebの応用例。

リスティング広告は入札単価などによって順位変動を起こすが、オーガニック検索はアルゴリズムという計算システムによって、順位変動を起こす。そのため、SEOと言えば、この部分を対象に対策を行うことになる。

アクセス解析でのオーガニック検索

アクセス解析とは、サイト内でのユーザ行動などを分析するツールである。どこから流入してきたのかを表す「参照元」という欄に、オーガニック検索からの流入は含まれる。参照元とは、訪問数もしくは閲覧数の流入元を意味する。いわゆるトラフィックの流入元のことである。

オーガニック検索の意味を簡潔に説明すると

アルゴリズムで順位付けされた、URLなどのリスト化された一覧のこと。