Bluetoothアダプターで消えるステレオヘッドセットの「音の明瞭化」windows7
音の明瞭化はwindows7やwindows8.1などの再生デバイスに取り入れられているプロパティ。先日、BUFFALO製のステレオヘッドセットのBSHSBE19BKを購入し、Windows7へCSR Harmony Wireless Software Strackをインストールしたところ「音の明瞭化」のタブが出てこないことに気づいた。その代わりCSRのaptXRという高音質コーデックに対応した。もともとBUFFALO製のBluetoothアダプターであるBSBT4D09BKを経由してキーボードなどのBluetoothデバイスを使用していたわけだが、Bluetoothスタックは強制的にwindows7標準のものを使っていた。しかし、Windows7の標準ではBluetooth4.0に対応していないので、その環境だとBluetooth4.0のステレオヘッドセットが使えない。そこでCSR Harmony Wireless Software Strackをインストールしたという経緯だ。
スピーカーの音声は以前のようにRealtekドライバを使わず、モニターの音と映像を兼ねるHDMIを使用。その理由はDVIよりHDMIの画像のほうが目に見えて綺麗だからだ。今更グラフィックイコライザーを使うためにRealtekへ戻してDVIに変更する勇気はない。そのため、メディアプレイヤーなどを経由しなければグラフィックイコライザーが使えない状況になってしまった。もちろん、音楽だけを聴くのであればメディアプレイヤーで十分なのだが、ゲームなど他のソフトを使う環境だとBluetooth対応のステレオヘッドセットで好みの音質が現状では選べない。重低音を気にする方も多いのではないだろうか。
とはいえ、この条件ではどうにもならないようだ。Windows8.1なら標準Bluetoothスタックを使えば、Bluetooth4.0に対応しているので「音の明瞭化」を問題なく使用できる。もっとも他のBluetoothアダプターに変更すれば可能なのかも知れないが、まだ試していない。