文字列の端の空白や文字をtrim()で削除

trim()

trim()の構文は「trim(対象文字列 [, 削除文字]);」です。
trim()は第二引数を省略した場合、渡された対象文字列の両端の、半角スペース、ヌル文字、タブ、垂直タブ、ラインフィード、キャリッジリターンをデフォルトで削除します。日本語は削除できませんが、これは1バイト単位で処理されるためです。第二引数を指定した場合、デフォルトの削除対象文字は削除されず、第二引数で指定した文字、もしくはその連続文字が削除されます。

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$str=" test tes exam quiz ";
echo '
<pre>'.trim($str).'</pre>
';
実行結果:

test tes exam quiz
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$str="tt1 test tes exam quiz ";
echo '
<pre>'.trim($str, 't').'</pre>
';
実行結果:

1 test tes exam quiz 
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$str=" test tes exam quiz 2tt";
echo '
<pre>'.trim($str, 't').'</pre>
';
実行結果:

 test tes exam quiz 2

ltrim()とrtrim()

第二引数を省略した場合、ltrim()は渡された文字列の左端、rtrim()は右端のデフォルトの削除対象文字を取り除きます。いずれも第二引数を指定するとその文字、もしくはその文字の連続を削除しますが、デフォルトの半角スペース、ヌル文字、タブ、垂直タブ、ラインフィード、キャリッジリターンは削除されません。書式はtrim()と同じです。

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$str="ttt1 test tes exam quiz ";
echo '
<pre>'.ltrim($str, 't').'</pre>
';
実行結果:

1 test tes exam quiz 
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4
$str=" test tes exam quiz 2ttt";
echo '
<pre>'.rtrim($str, 't').'</pre>
';
実行結果:

 test tes exam quiz 2