スーパーグローバル変数と環境変数

スーパーグローバル変数は連想配列になっており、取り出す時はパラメータタイプを添字に指定します。スクリプトのどこからでも広く利用することが可能です。

スパーグローバル変数の種類

名称 解説
$_GLOBALS プログラム内で使える全ての変数に対して参照できます。
$_GET GETメソッドによってフォームからプログラムに送られる値を取得します。
$_POST POSTメソッドによってフォームからプログラムに送られる値を取得します。
$_COOKIE プログラムに送られるクッキーを取得します。
$_FILES POSTファイルアップロードによってプログラムに送信されるデータを取得します。
$_REQUEST $_GET、$_POST、$_COOKIE、$_FILESの値を取得します。
$_SESSION セッション変数のデータを取得します。
$_SERVER ウェブサーバや実行されているプログラムに関わる情報を取得します。
$_ENV 環境変数を取得します。

環境変数

PHPでは、$_SERVERと$_ENVによってOS環境に関する情報を参照することができます。また、「phpinfo();」という関数を使ってもサーバ環境変数の一覧を参照することが可能です。

$_SERVERでは以下のような環境変数があります。使い方は「$_SERVER['HTTP_USER_AGENT'];」などとし、環境変数名を添字として入力します。

環境変数名 解説
HTTP_HOST ウェブサーバのホスト名
HTTP_USER_AGENT 直前の通信に関する情報
HTTP_REFERER 直前に通信していた呼び出し元のアドレス
COMPUTERNAME コンピューターの名前
DOCUMENT_ROOT ウェブサーバのドキュメントルートパス
SERVER_SOFTWARE ウェブサーバ名およびPHPバージョン
SERVER_ADDR サーバIP
SERVER_ADMIN ウェブサーバ管理者のメールアドレス
SERVER_PROTOCOL ウェブサーバが使っているプロトコル及びバージョン
REMOTE_ADDR クライアントIP
REQUEST_METHOD GETなど直前のデータ受け渡しの手段