Windowsで画像や動画などのファイルに連番をつけて一括変換
まず、複数のファイルを選択後、その上で右クリック。次いで表示されるメニューから「名前の変更」を選択。そして、選択したFileの右クリックした位置のFileで名前を入力できるようになるので、適当な名前(abc等)を入力します。すると、名前の横に半角スペースが入った、()つきの連番で、File名がまとめて書き換えられます。()に囲まれた数字でも構わない場合は、これで終了です。
画像・動画の連番1
()が気に入らない場合、コマンドプロンプトを使って連番をつけます。
- [WINDOWSキー] と[X]キーを同時に押して、そのまま離して、次に[C]キーを押して、コマンドプロンプトを開きます。
- 「cd desktop\フォルダ名」等と入力して、変換するファイルが格納されたフォルダへ移動します。
- ドライブを移動する場合は、Dドライブだと「d:」と入力すれば移動できます。
- 階層指定する場合は、「\」で区切ります。
画像・動画の連番2
移動出来たら、「for /l %i in (1, 1, 50) do ren "abc (%i).jpg" "abc%i.jpg"」等と入力します。
この構文で変更するのは、「50」「abc (%i).jpg」「abc%i.jpg」の三つです。
画像・動画の連番3
- 「50」は、変更するファイルの数と殆ど同じ意味になりますが、面倒なので多めに指定すると良いでしょう。ただ、該当する数値が無いものは、エラーで返されます。
- 「abc (%i).jpg」は変更する前のファイル名で、冒頭の方法で一括変換した場合は、このままで構いません。「abc」と「(%i)」の間には半角スペースが入っていますので、注意して下さい。また、半角がある場合は、クォートで囲まないと構文エラーになります。「.jpg」の部分は画像形式を意味する拡張子なので、変更するファイルの種類によって変更して下さい。
- 「abc%i.jpg」は、変更後のFile名を予め指定する命令です。具体的には「abc」の部分に固有の名前を入れ、「%i」は、カウンタ変数で、ここに連番が自動で入ります。こちらも「.jpg」の部分は画像形式の拡張子ですので、テキストであれば「.txt」、動画であれば「.mp4」などといった書式になります。
ちなみに「for」はループ処理のコマンドです。「for パラメータ 変数 in 対象 do コマンド」という形式で使います。「/L」は、「(1, 1, 50)」においてスタート1から一つずつ加算して、50で終了するという意味です。「ren」は名前の変更を指示するコマンドで、あとは上の通りに指定します。