カテゴリー: PHP
break continue goto文の使いどころ
break breakはループやswitchを中止する時に使います。引数に整数を指定すると、その数値に対応する、入れ子にされた数のループ構造中から抜け出します。 実行結果:「jQuery」「Perlを取得」 foreachは配列の中身(要素)を順番に取り出して処理し、無くなると終了します。上記では配…
クラスの継承とトレイト(extends、trait)
「extends」を使うと、定義済みのクラスを継承し、拡張することができます。書式は「class クラス名 extends 親クラス名{処理・・・}」です。拡張したクラスには定義を追加することが可能ですが、すでに存在する変数や関数を未定義にすることはできません。また、この書式での多重継承はできません…
エラー出力を見やすく整形してみる(set_error_handler、register_shutdown_function)
不必要なエラー出力はセキュリティ上のリスクがあるため、公開する運用システムでは出力してはいけません。これはPHPが出力するエラー内容にプログラムやシステムなどのデータが含まれているためです。以下のコードでは基本的に全てのエラーが表示されてしまうため、条件分岐でコード全体の出力をIPやログイン情報など…
繰返して使う文字列をクラス化し、連想配列から条件に一致するデータを取得
クラスとは定数や変数、関数をまとめて入れて置く箱のようなもので、必要な時に必要なものを取り出すことができます。多くの場合、関数でもなんとかなりますが、規模が大きくなるとクラスが必要になってきます。 実行結果:ミカンは200円です。レモンは250円です。一番高値のスイカは400円です。リンゴは300円…
クラスを学ぶ上でよく出てくる単語(メンバ変数、メソッド、オブジェクト、インスタンス)
クラスはプロパティとメソッドで構成されます。そのクラスが生成するオブジェクトを使うには、「new演算子」を用いてインスタンス化します。 プロパティとメソッド プロパティはメンバ変数、フィールド、属性とも呼ばれる変数や定数のことです。メソッドは関数のことを言います。 クラスとは クラスとはいわば設計図…
関数(参照渡し、可変長引数、スコープ)
プログラムではビルトイン関数というものが用意されており、これらを利用すればそれなりに高度なプログラムを作ることができます。いわゆる内部関数と呼ばれているもので、汎用的な演算処理を目的に用意されており、特定の機能に頼らず、それを標準的な仕様としています。一方、自分で作成するものはユーザー定義関数と呼ば…
スーパーグローバル変数と環境変数
スーパーグローバル変数は連想配列になっており、取り出す時はパラメータタイプを添字に指定します。スクリプトのどこからでも広く利用することが可能です。 スパーグローバル変数の種類 名称 解説 $_GLOBALS プログラム内で使える全ての変数に対して参照できます。 $_GET GETメソッドによってフォ…
変数や定数の使い方と型
変数とは任意の数値や文字を代入するボックスのようなもので、この値は再定義できます。これに対して定数は一度設定すると値を変更することはできないため、再定義も出来ません。 使い方 まず変数ですが、PHPでは数値も文字も変数に使えますので、変数と違う型の値を代入できないということはありません。また他のプロ…
演算子の種類(算術、比較、論理、配列、文字列など)
算術演算子 +(プラス) 足す -(マイナス) 引く *(アスタリスク) かける /(スラッシュ) 割る %(パーセント) 余り 演算子は優先度が決まっています。算術演算子の場合、「*」「/」「%」「+」「-」の順番になっており、また、()があれば()の中が先に計算されます。 複合演算子 += 左右…
基本となる制御文(if、for、foreach、while、switch)
プログラムはもともとファイル内の上から順に下側に向かって実行されていきます。しかし、制御文を使えば、演算結果によって処理を変えたり停止したりすることが可能になり、また一定範囲の同じプログラムを繰り返しさばいたりたりすることもできるようになります。ピーエイチピーでは、「if」「for」「foreach…